自然力農業を創造!ファームタケヤマBlog

田んぼの溝切り

記事作成日:2006年6月19日

6/16溝切り①今日は稲作です。


「溝切り」(みぞきり)と言って、この様に作業機を使って株の間に溝を付けます。


何故こんな事をするかと言うと。


 


6/16溝切りこれからのステージは、苗から稲へと育つ時期なのです。


田植えから約1ヶ月たって、今まで水に浸されていた苗が、株を増やして行き、


穂を付ける本数以上に育った時、一旦田んぼから水を引かせます。


 


6/16溝切り③田面を空気に触れさせることによって、土に酸素を補給します。


これを「中干し」と言って、稲の根っ子を育て、力強い稲体に育てる、稲作行程の一つです。


「溝切り」は、この梅雨時期に「中干し」が、より効果的になるように、


田面に数本溝を付け、田んぼに水溜まりが出来ないようにする作業です。


今後水を入れた時に、一気に全面に行き渡るようにする意味でもあります。


それと、収穫時期にコンバインが難なく走れるように田んぼを堅くする、と言った理由も含めます。


なかなか、しんどい仕事なんですよ。。。