自然力農業を創造!ファームタケヤマBlog

ジベレリン処理

記事作成日:2008年5月10日

アーリー葡萄アーリースチューベンの房がが4~5㎝になってきました。

開花約10日前です。💥


葡萄の品種によっても違うのですが、アーリーは無核化処理(種無し)をこの時期にします。

皆さんが夏場来園して頂いた時よく「種なしですか?」とよく訪ねられますが、


葡萄の場合、ジベレリンという植物成長剤(一種の農薬)をかけてやらないと種が残ります。

と同時に種があるために収穫時期も遅くなります。

皆さんが「えーっ」💦って感じられると困るから、

今日まで私のブログには農薬関係のコメントを載せませんでしたが、

今回はオープンにします。

アーリーGA野菜やお米は無農薬で栽培出来ても、果物だけは無理だと思いますよ。

皆さんが求められる「種無し葡萄」を作るには、これだけは外せないのです。

この処理のタイミングを怠ると、種が残るどころか実(粒)も付きません。

花が咲いた後、「花ぶるい」と言って、着果せず申し訳程度の粒しか実りません。




アーリーGA数ppmの世界ですが農薬をかけざるを得ません。

皆さんによろこんでもらえる葡萄作りの大切な大切な作業です。

「田植え」は明日があっても「ジベ処理」だけは明日はありません。